2025/05/27 16:43

アプリシャルシードプラス 甜杏仁プラス(健康食品)

■油は人に必要な栄養素

人が生きていくために欠かせない三大栄養素は、炭水化物、たんぱく質、脂質です。脂質とは油のことです。油の摂り過ぎは肥満などになりますが、一方で人が活動するためのエネルギー源として欠かせません。

 

人体は60兆個の細胞でできていて、その細胞膜の主成分は脂質。細胞膜で包まれることで内側と外側を隔離し有害物質などから守っています。また、細胞膜を通して必要な物質が出入りし、情報伝達されることで、細胞は正常に機能するよう厳密にコントロールされています。強いだけでなく、柔軟性のある細胞膜を保つことが大切となります。良質な油をとることで細胞膜と細胞が丈夫でしなやかになり、血管、肌、髪などを若々しく保つことができます。

 

■脳を正常に保つ油

また、人間の脳の60%は、脂肪でできているといわれています。バランスが崩れてしまうと適切な神経伝達ができなくなってしまいます。脳の指令が正確に伝わらないと記憶障害や認知障害、判断力の低下、体全体の機能が正常に働かなくなってしまいます。脳の精神発達にとって、オメガ系脂肪酸をバランスよく組み合わせて摂ることが大切だという研究もされています。

 

■「意識せず摂っている油」と「意識して摂るべき油」

「意識せず摂っている油」とは、肉類、魚類、パン類、菓子などに含まれていて、どれくらい摂取しているかわかりにくい油です。中には中性脂肪やコレステロールを増やし体に害を及ぼすものも含まれているので、注意が必要です。油として使用するものは、サラダ油やごま油、オリーブオイル、最近注目されているアマニ油など、焼いたり揚げたり、そのまま掛けたりする市販の油の他に「意識して摂るべき油」植物の種子や果実から圧搾して抽出されるオイルが多数あります。身体に有益な「意識して摂るべき油」を一日小さじ5杯(20g)以内を目安に摂るようにしましょう

 

■良質な油はオメガ系脂肪酸

油には飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸があり、飽和脂肪酸は常温で固まりやすく、バター、ラード、牛の脂などに多く含まれます。摂りすぎるとコレステロールが増え、血管が硬くなります。不飽和脂肪酸は常温で固まりにくく、植物油に多く含まれます。

 

さらに、体内で作り出せるオメガ9系と、作り出せないオメガ3系、6系に分けられ、作り出せないものは食べることで、補う必要があります。特にオメガ3系は、αリノレン酸が含まれ、血管を強くし、認知症、生活習慣病予防効果があると言われています。

オメガ6系はリノール酸が主成分で、血中のコレステロールを減らす効果がありますが、現代人は接種過多の傾向にあります。

 

良質な油にして、バランスよくとることが健康や若さを保つ秘訣です。