2025/05/21 11:35
これからは、70歳・80歳になっても“老人”。と言わない!言わせない!
■グランド・ジェネレーションって何?
表題のグランド・ジェネレーションですが「そもそもグランド・ジェネレーションつて何?」と思われた方も多いでしょう。それは老人の新しい呼称です。寿命が50歳だった頃から急激に伸びて、今は100歳時代を迎えているのに、呼称だけが昔のままで違和感を持つために考えられた、新しい老人の呼び方です。脚本家、大学教授など幅広い分野で活躍されている小山薫堂氏が提唱者です。”グランド“は最上級を意味し、”ジェネレーション“は世代という意味です。「グランド世代」、「GG世代」と呼ばれることもあります。人生の中でも最上級の世代と捉え、若々しく年齢を重ね、豊かな知識と経験を持ちなから、人生を様々なスタイルで楽しまれている世代の年長者に敬意をもって表しています。
■シニア、シルバー、高齢者、老人のニュアンスは?
一般的に、シニアやシルバー、高齢者、老人という言葉は特定の年齢を指すわけではなく、文化や社会によって異なることがありますが、一般的な見識では、シニア55歳代後半以上、シルバー60歳~70歳以上、高齢者は65歳以上、老人は75歳以上だそうです。
国の医療福祉関係の法律では、65歳以上が高齢者。65~74歳を前期高齢者、75歳以上を後期高齢者といいます。雇用関係では55歳以上を高年齢者、45歳以上が中高年齢者です。なんだかややこしいですね。
■年齢だけで決めるのは「年齢差別」
今は100年時代と言って、年齢より若い気でいるのに、老人扱いされて戸惑う人も多いのではないかと思います。健康に関しては、60歳を過ぎる頃から、個人差があるのに年齢だけで決めるのは「年齢差別」だと思います。その年になると分かりますが、若いと思っていてもアッという問に中高年に、そして高齢者になり、老人の年齢になってしまいます。老人色いっぱいのそんな呼び名は、法的なことだけにして、60歳からシニア、70歳になったら、「グランド・ジェネレーションよ!」と言って、人生謳歌しませんか?