2025/05/13 17:28
皮脂腺について
皮脂膜は皮膚の表面を覆う一種の保護膜と言われています。皮脂膜は皮膚腺から分泌された汗、皮膚表面の皮脂(トリオグリセリド、スクワレン、遊離脂肪酸等)を主体として、汗腺から分泌された汗、皮膚表面付近の角質層成分の分解物等が混ざりあって出来た乳化物で、PH4~6の弱酸性です。皮脂膜は皮膚のつや、すベリを良くすると同時に、皮膚水分の蒸散を抑えたり雑菌の繁殖を抑えたり、酸やアルカリ等の化学物質を中和したり、外部からの物理的刺激を緩和するなどの保護膜としての役割を持っています。
ただし、膜を形成するのは頭部から額、鼻周辺、胸や背中の中央部などです。手のひら、足の裏は皮脂腺自体分布していません。皮脂分泌量は思春期から増加し、女性では20歳代、男性では30歳代でピークとなります。以後、女性は急速に減少し、男性は50歳以後も比較的多いと言えます。皮脂の分泌が多いと肌がべとついたり汚れやすくなり、化粧崩れが生じたりする事がありますが、これらは多すぎることによっての問題です。50歳を過ぎた女性は皮脂の分泌が少ない上に、老化や寒さで肌の艶やかさや滑らかさを失ってしまいます。
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